凛 福子さん にききました
凛 福子 さん
フリーランスエディター&ライター
教え方研究所との出会いは、Clubhouseで田中栄一さんのルームに興味を持ったこと
私は幸いにも幼少時から英語に触れる機会に恵まれたこともあり、学生時代も英語は得意科目でした。いま振り返れば、英語力においてピークの現役時代だったといえるこの時期は、いわゆる「英語で考える」ことが少しはできていたと思います。
しかし、社会人になってからは仕事で英語を使うようなこともなく、英語力はさび付く一方。たまにネイティブの方とお話しする機会があっても、頭の中で日本語で考え、それを英語に変換し、口から出るまでが「遅い!!!」と自分でもイラつきを感じるほど。
そんなときにClubhouseで田中さんから「英語は発音から」「大人になってからでもできる!」と聞き、共感。
これまで英語を学習してきた中で、聞いたことのない音は発せられない、自分が発することのできない音は聞き取れない、ということは実感していましたので、発音がまず重要というお話はとても納得でき、受講を決めました。
以下、初級、中級、上級の各講座を受けてみての実感と成果をお伝えします。
【初級講座】で単音の発音をトレーニング
私にとって新鮮だったのは、必要なのは……
スポーツにたとえるならば、まず筋トレだ! ということ
まず参加したのは、10週間の初級講座(受講当時、現在は8週間)。
初級では、「単音」と呼ばれる発音記号で示されるひとつずつの『音』の発音法を習います。
講座は週に1回のオンラインでのレッスンと、毎日やるビデオによる自主トレで構成されています。
自主トレのビデオは、すごいスピードで進んでいくので、余計なことを考えたり、飽きたりする余地はないという印象でした。
英語がどうこうというより、まず日本語にはない音を出せるようになるために、口や舌を鍛える、ということなんですね。
オンラインレッスンは、自主トレしたそれぞれの音について、えりか先生による発音チェックと、より正しく発音するためのやり方やコツなどのアドバイスで進みます。オンラインとはいえ、先生主導で進められるレッスンはスピード感にあふれています。
一緒に受講するクラスメイトと呼ぶべき仲間がいるのですが、ライバルというより、同士という感じですね。
お互いの発音を聞いて学ぶこと、気づくこともありましたし、いっしょに上達していかれる仲間がいることは、やる気やモチベーションにつながり、私個人の感想としてはマンツーマンレッスンよりよかったと思いました。
発音チェックでは毎回5点満点で点数がつき、その評価表と、先生からの注意ポイントのメモがレッスン後に送られてきます。
このメモがその後の自主トレ時に大いに役立つと共に、点数が少しずつアップしていくのが楽しみでした。
発音ができるようになると、ヒアリングの力がグッとアップするようです。以前よりずっと、ネイティブの方の話し方の訛りやクセなども聞き分けられるようになり、ヒアリングが改善されているのを実感できました。
【中級講座】では『音』の組み合わせをトレーニング
日本語とは違う、音をつなげる練習。初級から大きな一歩、前進!
中級講座では、初級で学んだ単音を、子音+母音といった形で複数の音をつなげていくことを学んでいきます。
単音では出せた音も、複合的になるとどれかがおろそかになったりと、なかなか難しいですが、初級の単音から一歩進んで、言葉としての英語につながっていくことに、手ごたえとおもしろさを感じました。
全員が満点を出せたときは、先生も含め、みんなで感激して、思わず拍手してしまいました。👏
画面越しで、手を取り合えない……のが、コロナ禍ゆえのもどかしさではありましたが、モチベーションがグッと上がりました。
ビデオによる自主トレと、オンラインレッスンの併用はとても効果的
週に一度のオンラインレッスンと、毎日ビデオのトレーニングを重ねるという方法は、初級講座と同じです。
オンラインレッスンで、先生のアドバイスにより正確な音が出せたとしても、時間が経つとあれれ?ということは起こりますが、毎日、ビデオトレーニングで繰り返し発音をすることで、正確な発音が定着していきます。
繰り返すこと、少しずつでも毎日続けることの大切さを実感しました。
【上級講座】いよいよ文章の発音に
一歩進む、というより大きな一段を登る
上級講座のオンラインレッスンは、クラスメイトがとても明るく楽しい方だったこともあり、毎回笑いの絶えない楽しいレッスンでした。
初級から中級への一歩と違い、ヨイショと一段登るくらい内容が高度になる大変さも、この楽しさで乗り切れました。
単語、文章の中で変化する発音も身につけられる
上級講座のレッスンは、ビジネス向けの内容の会話文から成っています。この内容を毎日繰り返し練習し、オンラインレッスンでは、上達度のチェックや、わからないこと、なかなかうまく発音できない単語をより滑らかにつなげるためのやり方やコツを教わるというスタイル。
音が ⇨ 音節になり ⇨ 単語になり ⇨ フレーズになり ⇨ 文章になる
日本語と違って英語は、初級で練習した『音』が文章になる過程で変化することがあります。このつながりの場合はこう発音する……といった実践的なアドバイスにより、初めてこの文章を読んだ時より、格段に「英語らしく」読めるようになっていくのが実感できました。
今後の改善のポイントもつかめ、練習の方向性が見えてくる
自分の苦手な発音、ポイントなども浮き彫りになり、発音がだいたいできても、ネイティブのようにはならないのがどうしてなのかも見えてきます。それを改善するには地道なトレーニングが必要ですが、どこをどう直していけば改善につながるかが明確になり、指針となります。
客観的な評価が、自信につながり、英語力のアップが実現できる
上級講座まで受講し、なんとか完了レベルの点数を取ることができました。
「なんかちょっとうまくなったかも?まぁまぁできてるんじゃないかな?」という曖昧な自己評価ではなく、明確に点数が出て到達点をクリアしたという実績は、自信につながります。
これからは、よりなめらかに英語が話せることを目標に、映画やドラマを参考にしたり、クラブハウスでネイティブの方々と話すことなどを続けて、せっかく身につけた発音を維持し、さらに向上させることができるよう、がんばっていきたいと思います。
教え方研究所より
もともと英語にはそれほど困っていなかった福子さんですが、それでも発音を見直してみると、たくさんの気づきがあったようです。
ご自身の成長を実感しながら前へ前へと進んでいけるプログラムになっているので、トレーニングをこなしていくうちにどんどん自信をつけて、さらに英語が上達しているようです。
今後のご活躍を期待しています!